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  • 2007.04.04 Wednesday
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駆け引き

(この記事は以前、私がHPを開設していた際に、そこで掲載していたものです。)
 ホークスからFA宣言していた工藤公康投手は11日、福岡市の自宅で巨人の長嶋監督と3回目の交渉をした。「ジャイアンツで男の花道を飾ってほしい」と説いた長嶋監督に対し、工藤は結論を明言しなかったものの「前向きに考えます」と答えた。この後、工藤は急遽上京、ドラゴンズの星野監督に会い「巨人に入団します」と申し入れた。
 この工藤の選択に異論を唱えるつもりは全くない。しかし彼がホークスをFA宣言した理由を思い出して欲しい。彼はホークスに契約交渉において「駆け引き」をされたと主張し、これに対して不信感を抱いてホークスを飛び出したはずである。それなのにその後の彼の行動はどうであろう。獲得を表明したジャイアンツとドラゴンズに対し、現在のプロ野球界では禁じられている代理人(注)を伴って交渉し、更にはFA宣言前には全く念頭に無かったであろうメジャーにまで交渉の範囲を延ばした。これは彼が最も嫌っていた「駆け引き」ではないのだろうか。
 私はそもそも「駆け引き」を否定した彼に対して疑問に思う。プロ野球選手と球団との間の交渉には「駆け引き」があって当然だと思うからだ。球団はなるべく安く選手を使いたい。これは企業のトップにいてコスト意識のある経営者なら誰しも考えることだろう。逆に選手はなるべく多くの給料を貰いたいと考える。これもまたサラリーマンなら誰しも考えることである。このように双方の要求の反目する労使間の交渉を駆け引きなしにやることなど不可能である。従って工藤のFA宣言の動機は甚だ不可解としか言いようがない。
 この「駆け引き」騒動が彼の選手生命を縮めなければいいがと危惧している。「花道」が文字通り、輝かしいものになるという保証は何処にもない。

(注)私は代理人交渉には賛成である。しかし、現段階で禁止されているものを無理強いするのはどうかと思う。更にジャイアンツの渡辺オーナーとドラゴンズの大島オーナーは選手会の代理人解禁要求に率先して反対してきた二人であるという。反対を表明してきながら、工藤獲得のために簡単にその旗を降ろすというなら、今までの反対の根拠は何だったのだろうか。選手会はこれを突破口に少しでも早く代理人交渉を勝ち取り、野球に専念して欲しいと思う。

野村克也氏、タイガース監督就任に寄せて

(この記事は以前、私がHPを開設していた際に、そこで掲載していたものです。)
 前ヤクルトスワローズ監督の野村克也氏が、阪神タイガースからの監督就任要請を受け第28代監督に就任した。タイガースファンはもちろんのこと、プロ野球ファン全体からの反応も概ね良いようである。
 野村氏は当初、日本シリーズ終了後に進退を明らかにすると言っていたが、一転、日本シリーズ中に就任会見を行った。これは彼が、脱ID野球を掲げた日本シリーズに対し、早くも放った牽制球であることは大いに予測の出来るところである。
 私自身は前述した【野村監督の行方】の中で、タイガース監督就任に賛成の意を唱えていたのだが、その通りになり、来年プロ野球を見る上で、減ったと思っていた楽しみが蘇ってきた。
 野村監督(←こう呼べること自体、非常に嬉しい)が決して安易な道ではない、タイガース監督就任を決意したのはどういった理由からなのだろうか。私はその理由は3つあると思う。
 その一つは【野村監督の行方】でも述べたように、少なくとも今の段階で全権委任監督を約束されていることである。この件については既に多くを述べているので、ここでは書かないがスワローズ時代、常にフロントとの関係に四苦八苦してきた監督にとって必要不可欠な条件であったことは容易に想像できる。
 理由の二つ目は、監督自身の年齢にあると思う。彼は今年63歳。本人も就任会見で述べていたが、おそらくユニホームを着るのは今回がラストチャンスであったろう。監督というポストは日本には12しかない。そのポストに空きがでて、お鉢が回ってくる可能性というのは極めて低い。今やらなければもう出来ないという気持ちが彼の中では強かったに違いない。
 そして何よりも強かったのは、「野球が好きだ」という気持ち、そしてファンに対する感謝の気持ちであろう。野村監督は就任会見の中で、友人に「そんなに野球が好きなお前だからグランドで死ねたら本望じゃないか」と言われ、気持ちがグラッときたと述べていた。また、何よりも有り難かったのは、就任会見の際にまで、ヤクルトスワローズ球団及びスワローズファンを気遣った発言をしてくれたことである。「スワローズファンの皆さんには、今回の監督就任はプロ野球界全体の発展のためであると理解して欲しい」との意の発言であったが、いわば追われるように去った球団に対し、過剰ともいうべき礼の尽くしようであった。この監督の発言を理解できない者はスワローズファンである前にプロ野球ファンとして失格である。
 とにかくタイガースファンのみならず、来年の開幕が楽しみである。野村監督は「ID野球=野村野球ではない」と言った。ID野球の奥にある野村野球(←私はこれは“情”の野球だと思うが)を存分に発揮し、また私達を楽しませて欲しい。そしてタイガースの選手と共に私達に野球の奥の深さを教えて欲しい。

野村監督の行方

(この記事は以前、私がHPを開設していた際に、そこで掲載していたものです。)
 前ヤクルトスワローズ監督の野村克也氏が、阪神タイガースから監督就任を要請されている。この話題は、間近に迫った日本シリーズをスポーツ紙の1面から追いやるほどの関心を集めている。
 当の野村氏は当初、そのような要請もないしあっても受けるつもりはない、との発言をしていたが、昨日のタイガース経営陣トップとの会談後は、タイガース入団に前向きとも取れるような発言をしている。この間に彼の気持ちを変えたものがあったとすれば、それは何であったのだろうか。
 タイガースは野村氏の口説き文句として、「あなたは球界の第1人者」「あなたの右に出る人はいない」「あなたにすべてまかせます」という3つの文言を用意した、と言われている。このうち1つ目と2つ目は、自らを月見草に例え、“ひまわり”長嶋茂雄を意識しながら、戦ってきた彼の心を動かす言葉ではないと思う。しかし最後の「あなたにすべてまかせます」という、いわば全権委任を確約する文言は、彼の心を大きく動かしたのではないかと思う。
 野村氏がスワローズ監督時代、一番苦労したことが、フロントとの関係であった。外国人や新人選手獲得の際、ジャイアンツやホークスに比べ、財力の乏しいスワローズのフロントは、高額の契約金・年俸を払わなければならない、有力選手の獲得に消極的であった。オマリーを解雇し、ホージー・オルティスを獲得したとき(このうちホージーは結果的には活躍したが)、また昨年のドラフトで高橋由伸(現ジャイアンツ)の獲得に失敗したときなど、事あるごとに、彼はフロントへの不満を愚痴っていた。彼の監督としての名声の一つとして、他球団で活躍できなかった選手を再生する手腕、いわゆる「野村再生工場」と呼ばれるものがあるが、こうしたことをせずには戦えなかったことも事実である。いわば「野村再生工場」は、お金のかかる補強に消極的なスワローズのフロントのよって実現した、といっても過言ではない。
 その野村氏が次に監督に就任するとしたら、いわゆるGM(ゼネラル・マネージャー)のようなチーム編成権をも兼ね備えた条件でしか契約しないと思っていたので、此のタイガースの3番目の口説き文句は、NHK就職、解説者への道を考えていた彼を踏みとどませるに十分であったように思う。
 ここで私自身の考えを述べたいと思う。まず、私は野村氏のタイガース監督就任には賛成でも反対でもない。監督に就任するかどうかということは、彼本人の問題であるし、彼が最も大切にしていること、プロ野球界への貢献というのは、監督の道を選ぶにせよ、解説者の道を選ぶにせよ、どちらの道においてもなし得ることであるからである。ただ、その前提に立った上で、少々雑感を述べさせて貰うならば、この話がでた当初、彼がインタビューに対して、タイガースの監督に就任することは、9年間応援してきてくれたスワローズファンにとって裏切り行為に見えるのではないかと、ファン心理に配慮を見せてくれたことがまず何よりも嬉しかった。優勝を知ったファンは、更に高度なことを要求してくる。9年間の間には、ファンに罵られたことも度々あった。それにも関わらず、この様な発言をしてくれたことは、彼がファンをいかに大切にし、またそれが見せかけだけではないことの証明ではないだろうか。
 今日(10/16)の日刊スポーツの1面には、野村さん「困っています」の見出しが掲げられていた。私たちファンも困っている。彼のユニフォーム姿もみたいが、ID野球による解説も聞きたい。でも最後の決断は、彼自身がするもの。野球界にとって、そして何よりも私たちファンにとって最良の選択をしてくれるものと信じて疑わない。

西武ライオンズ&横浜ベイスターズ優勝おめでとう!

(この記事は以前、私がHPを開設していた際に、そこで掲載していたものです。)
 10月7日にライオンズが、8日にベイスターズがそれぞれリーグ優勝した。両チームの選手の皆さん、ファンの皆さん、優勝おめでとう。特にベイスターズは、大洋ホエールズ以来38年ぶりとのことで、喜びもまたひとしおであろう。
 ベイスターズの優勝のシーンを観ていて、スワローズファンとして6年前の僕にとっての初優勝を思い出した。スワローズは広岡監督時代の'78に一度、リーグ優勝及び日本一になっているのだが、当時僕は3歳だったので当然覚えもなく、'92が初めて味わう優勝だった。なにしろ毎年5位か6位で、4位になれば嬉しくてたまらなかった球団が優勝するなんて初めは信じられなかった。忘れもしない'92年10月10日、スワローズは敵地甲子園で優勝争いを最後まで繰り広げたタイガースを下し、厳戒体制(笑)の中、野村監督が宙を舞ったのだった。今、ベイスターズファンはあの時の僕と同じ気持ちでいることだろう。長い間、最下位争いをしてきた良きライバル(?)として本当におめでとう、と言いたい
 さて、少し気の早い話だが、日本シリーズはどうなるか、毎年の事ながら楽しみである。ベイスターズもライオンズも投手出身の監督であり、投手力を軸にしたチームである点はよく似ている。しかしその投手力も、ライオンズが先発投手に力があるのに対し、ベイスターズは佐々木という絶対の押さえに代表されるように、後ろに力がある。短期決戦ということを考えるとどちらが有利か、と聞かれれば、先発に力がある方であろう。難しいのは佐々木の使い方である。シーズン中ならば、勝ち越した時点で投入と言うことになるが、短期決戦の場合は同点、若しくは僅差で負けていた場合でも投入するのか。ここがポイントになってくるに違いない。もし、佐々木がマウンドに上がったにも関わらず、負けるようなことがあれば、短期決戦だけに、ずるずる行きかねない。
 以上のように考え、また日本シリーズの経験ということも踏まえると、ライオンズやや有利といううところであるが、僕は敢えて、横浜の勢いに賭けて、ズバリ恒例の日本シリーズ予想「4勝3敗でベイスターズ」とみたが、どうであろうか。いずれにせよ、'92の日本シリーズ(注、ライオンズ対スワローズ。文藝春秋「Number」ビデオ発売中!)のような熱戦を期待したい。

知将去る

(この記事は以前、私がHPを開設していた際に、そこで掲載していたものです。) 
 昨日、プロ野球ヤクルトスワローズ監督の野村克也氏が、今シーズン限りでユニホームを脱ぐことを会見で明らかにした。9年間で4回のリーグ優勝、3回の日本一に輝き、弱小球団であったスワローズを、常勝軍団へと導いたことは大変な功績である。プロ野球界からその最高の知将が去る。
 唐突で恐縮だが、私はヤクルトファンである。というより、ヤクルトファンであった、というほうが的確な表現であるかもしれない。何故、過去形であるかということに関しては、この文章の最後で明らかにする。
 野村監督といえば、ID(データ重視)野球で知られる。このID野球は言うまでもなく、ゲーム中の敵味方の心理を分析し、それを確率を使って、数値化したものであり、時にそれは、非情で冷徹なイメージを人に与える。しかし、私は彼の野球の神髄は、その非情と対極にあり、時にはIDの観点からは程遠い「情」にあり、それが9年の長きにわたり、彼と選手を結びつけ、結果を出し続けてきたのではないかと思う。これは、本日付けの朝日新聞朝刊で西村欣也氏も指摘しているところである。
 この「情」の野球を表す一つのエピソードを紹介したいと思う。あれは確か最初の日本一の年の出来事だったと思う。宮本賢治というベテランの投手がいた。彼は前年に肘を壊し、1年近くマウンドから遠ざかっていた。その彼が先発し、勝ち投手の権利を得ることの出来る5回まで来た。しかし、5回にピンチを迎えた。もしIDを駆使して勝利を第一に考えるならば、ここはピッチャー交代であっただろう。しかし、監督はなんと、ピッチャーの宮本をライトに回し、ワンポイントリリーフをたててピンチを凌ぎ、また次の回から宮本をマウンドに上がらせて、見事に彼は約1年ぶりの勝利をあげたのであった。試合後、例のごとく、監督は「ピッチャーがいなかったからだよ」と謙遜したが、宮本のためにセオリーを無視した苦肉の策をとったことは誰の目にも明白であった。これが彼の素顔であった。貧しい少年期を過ごし、プロ野球にもテスト入団したという苦労人の経験が、このような少し照れ屋の「情」に篤い男を作り上げたのだと思う。この「情」が野村再生工場と言われる再生術の源であり、また常勝軍団を支えていたことは、その結果を見れば間違いないことであろう。
 野村監督が去るに当たり、上記のようなことに思いをめぐらせながら、私は一つの事実に気が付いた。それは、私はヤクルトファンではなく、野村克也ファンだったと。

この記事にご興味を持たれた方には、こちらの本をお薦めします。

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